らくらく堂staff2015年8月1日命門会 中医学講座こんにちは、深澤です。 8月15日16日に行われた中医学講座の様子です。 今回、参加した講習生の感想です。 廣田漢方堂薬局鍼灸院勤務 鍼灸師・濱本寛子 昨年、命門会の基礎中医学講座を受講させていただき、早くも一年が経ちました。...
らくらく堂staff2015年7月13日痺症(ひしょう)と按摩療法(あんまりょうほう)Ⅰ◆指をつくる 片倉武雄 按摩の修行をはじめて、まだ日の浅いころ。目の前に将棋盤のような木の板を出されて「これを毎日2時間圧(お)して、指をつくりなさい。」と言われた。 昔は見習いは、鍼には浮きもの通し・固もの通し、灸には和紙にすえるなどを十分できるようになって、初めて人の体...
らくらく堂staff2015年7月10日痺症(ひしょう)と按摩療法(あんまりょうほう)Ⅱ◆痺症は実証か 片倉武雄 按摩は切経をおもな診察手段とする。痺症は実証であるとされている。 一般に治療方法は、実証には強い刺激の瀉法をあたえ、虚証にはそれに比べて弱い刺激補法をあたえる。 しかし、実証は拒按である。 この論法にしたがうと、触れてみて痛がれば実証であり、実証で...
らくらく堂staff2015年7月3日内経知要 上古天真論 1内経知要 道生(どうせい) 訓読・意訳は李中梓の注によります。 上古天真論 原文 上古天真論 素問上古天真論曰。夫上古聖人之教下也。 皆謂之虚邪賊風。避之有時。 訓読 上古天真論 素問上古天真論に曰く。夫れ上古の聖人の下を教ふるや。皆これに謂ふ虚邪賊風これを避くるに時...
らくらく堂staff2015年7月2日内経知要 上古天真論 2原文 恬憺虚無。真気従之。精神内守。病安従来。 訓読 恬憺虚無なれば真気これに従ひ。精と神と内に守れば。病 安くより来たらん。 意訳 心を静かにして、虚無の境地にいれば、体内の真気は、順調に機能するものである。そして、生命活動の根本である心の神気と腎の精気とが、充実して蔵さ...