内経知要(ないけいちよう)とは
- らくらく堂staff
- 2015年6月25日
- 読了時間: 2分
命門会会長 片倉武雄先生が
内経知要解説書を作成しました。
これから少しづつアップしていきます。
ご興味のある方、一緒に勉強しませんか。
内経知要について
東洋医学の古典の中でも『黄帝八十一難経』『神農本草経』『傷寒雑病論』『黄帝内経素問・霊枢』は、四経と言われていて別格扱いです。
この四経がもとで、漢方が発達したといっても過言ではありません。
『黄帝八十一難経』は鍼、『神農本草経』は生薬、『傷寒雑病論』は、湯液とその運用方法についての古典です。
四経の中でも『黄帝内経素問・霊枢』は、針灸・湯液にかかわらず基本概念が記載されている原理書で、東洋医学の研究にはこと欠かせない古典中の古典です。
東洋医学を志す者が、この古典を読みこなすのが理想ではありますが、内容が難解なうえ分量も多く、読破するのは至難の業です。
『内経知要』は、清・李中梓が著したもので、『黄帝内経素問・霊枢』のダイジェスト版です。
『黄帝内経素問・霊枢』の世界を適切に表現しており、分量・内容とも初学者には最適な書であるといえます。
ところが、『黄帝内経素問・霊枢』の日本での解説書は多くありますが、『内経知要』の解説書はほとんど見当たりません。
そこで、後進のために、原文・訓読に意訳をつけて私家版として作成いたしました。
この試みが、皆さんの勉学の一助となれば幸いです。
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